『蔵道』が手掛ける<TGM合金骨格プラモデルシリーズ>第一弾「TGM 天未 スタンダード版」(サンプル)を素組みでレビューします!蔵道初のSDスケールプラモデルとして、お手頃価格ながらボリューム満点。現在の中国プラモデル市場において、トップクラスの仕上がりです。それでは、その特別さを詳しく見ていきましょう!
パッケージとランナー一覧
【ランナーレビュー】蔵道TGM 天未 SD合金フレーム組み立てモデル c/o 模魂志 ▼
【全パーツ一覧】 ▼
ただの縮小版ではない!
外観デザインは、過去に発売された蔵道オリジナルの「天未」をベースに、MGSD(約4頭身)の頭身比率に合わせて修正されています。この独特な頭身でも、素組みの完成度は非常に高く、特にマットな質感の成型色が素晴らしい仕上がりです。▼
通常スケールの「天未」との比較です。カラーリングはほぼ一致していますが、特殊な頭身のため、一部の細かい色分けは自分で塗装する必要があります。(撮影後に気づいたのですが、前後スカートのアーマーが逆になっていました…が、あまり違和感はありませんね。)▼
MGSDガンダムと比較すると、天未の方が少し背が高いです。▼
頭部にはLEDマグネット式ライトが内蔵されており、約30秒で自動消灯することで、ボタン電池の寿命を延ばす工夫がされています。▼
肩アーマーは通常スケールと同じく装甲展開ギミックがあり、前腕のアーマーは反転させて格闘用クローとしても使用できます。▼
各部のスカートアーマーも通常スケールと同様に装甲展開ギミックを備え、脚部のスラスターも可動します。▼
支援戦闘機バックパックの構造は通常スケールと同じです。ただし、実体剣のサイズが縮小されたため、折りたたみ機能は廃止され、直接機体に取り付ける形になっています。▼
テールスラスターは前後2通りの取り付け方が選べ、好みに合わせて変更できます。▼
延長されたメカアームは4つの可動ジョイントを備え、機体と組み合わせることで、通常スケールにはないW字型のテールウィングを形成できます。▼
メカクローを伸ばすことで、連動ギミックが作動します。▼
残念ながら、スタンダード版のスタンドベースには追加の可動ギミックはありません。▼
ライフルと実体剣は、手のひらのピンと手首のジョイントで固定します。可動手首の構造は、MGSDへのオマージュですね。▼
実体剣は折りたたみ機能がなくなった代わりに、2本を組み合わせて大剣にする遊び方が追加されました。▼
可動域とポージング
可動性はSDの頭身に制限されることなく、非常に多くの関節が備わっています。ヘッドライトと組み合わせると、非常に表情豊かなポーズが可能です。▼
首は2段階のボールジョイントで可動します。腰は左右に回転し、約35度の左右スイング、約45度の前屈が可能です。▼
膝関節と脚部を組み合わせることで、片膝立ちのポーズも楽々決まります。▼
肘は2段階に曲がり、前腕は1mmほど前方に伸ばすことができます。ハンドパーツは完成品の天未のものと交換可能で、より多くの武器を持たせることができます。▼
肩内部には前方に約45度引き出せる関節があり、地面にパンチするようなダイナミックなポーズも完璧に決まります。▼
各部のスカートアーマーはすべて可動し、股関節には引き出し式関節があるため、脚部を180度開脚させることも可能です。▼
膝と脚部は2段階に連動して曲がりますが、足首の接地範囲が少し狭いのが残念な点です。▼
高い可動性と合金骨格による関節の安定性により、全体のプレイバリューは相当なものです!今後の第二弾、「天罰」の登場が待ち遠しいですね!▼
商品ページ:蔵道模型 CangDao Model TGM 天未 プラモデル
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