中国のホビーブランド「機甲方舟(MechaArk)」のプラモデル「1/100 覇道タイタン - メサ」のサンプルが到着しました。各方面からのフィードバックを受けて、最終的には新規造形の頭部パーツが追加されたようで、皆さんが最も気にされていた部分だと思います。製品版は2025年4月に発売予定。それでは、ランナーや新規頭部の仕上がりを一緒にチェックしていきましょう!▼
■ 外箱・ランナー・新規頭部パーツについて
外箱は本当に圧倒的な大きさで、60×35×18cmのサイズ感。内箱にはさらにクラフト紙のインナーボックスが入っており、ランナーがギッシリと詰め込まれています。このサイズだと宅配ボックスにはまず入りませんし、宅配ステーションに置かれても一目で目立つ大きさなので、到着したらなるべく早めに受け取りましょう。▼
ランナーは全33枚で、全体的にパーツが大きく、その分ランナーの枚数も多くなっています。Lランナーは銀色の塗装済みランナーで、PC素材のランナーも1枚付属しています。頭部用のマスクパーツは、新規造形で2枚の専用ランナーが用意されています。▼
水転写デカールも1枚付属しており、主に警告マークや白いライン装飾が中心です。▼
注目の新規頭部、早速組み立ててみました。デザインは原作に基づいており、大型の頭部パーツながら、接続精度も良好。色分けやパーツ分割も非常に完成度が高いです。一部の曲面にバリが見られますが、軽く爪で削れば問題ありません。皆さんはこの新規頭部、満足されましたか?▼
頭部内部にはライトアップ用のスペースが確保されており、オレンジとクリアグリーンの2色のパーツを選んで取り付けることができます。▼
■ 各ランナーの一覧
本体の紫色は、濃い紫とローズパープルの2色構成で、パーツの表面処理も整っており、特に曲面パーツを見ると、成形色はセミグロス仕上げになっているのが分かります。▼
ほとんどのパーツが「ゲート跡を目立たせない設計」になっており、これは中国製プラモデルでは標準になりつつあります。▼
2種類の紫ランナーの全体像:
ライフルや一部アーマーパーツには、深い青色の成形色が使われており、色分けのグラデーションとして使用されています。▼
銀色のランナーは今回唯一の塗装済みランナーで、表裏ともに塗装されています。主に油圧パーツ、ディテールパーツ、肩部のスパイクなどに使用されます。▼
そのほか、クリアグリーン、オレンジ、イエローのパーツはそれぞれ小さな専用ランナーで分けられています。▼
フレーム部分は明暗2種のグレーで構成されており、こちらも大量の「目立たないゲート」仕様。パーツ数は全体の半分以上を占めますが、ディテールはやや控えめです。▼
フレーム色ランナーの全体像:
一部の関節にはPC(ポリキャップ)素材が使われており、最近のMGや中国モデルでは珍しい仕様です。▼
今後、組み立て後の詳細なレビューも予定していますのでお楽しみに!
商品ページ:機甲方舟 Mecha Ark 1/100 横暴な巨人 覇道タイタン メサ プラモデル
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