『機核工業(Mecha Core Industry)』のプラモデル第3弾「1/100 地衛-ヒシェル(IXCHEL)」(サンプル)が最近編集部に到着しました。前作のカロンとオーベロンに続く今回の新作は、またもや迅速に市場投入されました。さらに、年末感謝価格という驚きの設定、新規設計のフレームを採用し、初回特典として昇降式ディスプレイベースも付属するという「ファンへの恩返し」と言える仕上がりになっています。以下、さっそく遊んでみましょう!▼
PS:こちらは試作サンプルのため、正式な外箱はまだありません。
付属品一覧
全ランナー一覧
ランナー合計24枚
(初回特典の昇降台を含む)
本体の付属品は非常に充実しています。▼
初回特典の昇降式デッキには印刷されたロゴ入り▼
昇降デッキ底部の3本の支柱には固定用のロック付き▼
月の機体
機体名「ヒシェル(IXCHEL)」は、マヤ神話で月の運行を司る女神から取られています。機体の外観デザインとも相まって、この名前は確かにオマージュと感じられます。▼
本体の高さは約22cm、組み立てた状態でデカールを貼るだけで完成度の高い仕上がりに。ホワイトとブルーは濃淡2種類に分けられ、一部の細部やスラスターのオレンジ色もパーツ分割で表現されており、カラーリングやディテールの描写は前作よりも明らかに進化しています。▼
バックパックを外した本体のデザインはやや定型的ですが、個人的にはこうした体型の機体には汎用ポートを多めに設けて、遊びの幅を広げてほしいと感じます。▼
全体のディテール処理は非常にシャープで、カロンやオーベロンと比べて装飾的なデザインを少し控えた印象です。▼
新規設計のフレームを採用しているため、今回のバックパックは前作の機体と互換性がありません。また、バックパックにはスタンド接続用のポートも設けられています。▼
スラスターの角度は上下に調節可能です。▼
背部には8基の浮遊ユニットがあり、多関節のアームを利用して配置を変更可能です。各ユニット内には武器を格納することができます。▼
ライフルとビームサーベルが各4本付属しており、ブレードやグリップ部分は伸縮可能です。また、アームを分解して接続することで、ライフルを拡散砲形態に組み替えることも可能です。▼
後部スカートアーマーにはスタンド接続用のポートが追加され、ポージングがより調整しやすくなりました。▼
可動範囲
首は2段可動構造で、頭部を大きく上げたり下げたりできます。▼
腰は3段の回転軸関節を備えており、左右の回転、側屈、前屈も大幅に動かせます。▼
股関節は引き下げ構造を持ち、スカートアーマーも大きく展開可能で、特に側面のアーマーは後方に移動して干渉を回避し、脚部の可動域を広げています。▼
腰と脚の関節を合わせることで、片膝立ちのポーズも容易に実現可能です。▼
膝関節は屈曲時に3段階の装甲連動ギミックがありますが、太ももの装甲スライドの隙間が少し大きいと感じました。▼
腕部と肩の伸縮関節を組み合わせることで、地面に拳を叩きつけるようなポーズも問題なくできます。▼
腕の平行挙動は90度、肘の2段階屈曲も標準的な可動範囲です。▼
浮遊ユニットの遊び方を考慮すると、リング型のスタンドと組み合わせることで非常に迫力ある演出が可能です。▼
商品ページ:Mecha Core Industry 機核工業 1/100 地衛-ヒシェル(IXCHEL) プラモデル
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