光冕GLORTが、チェスの盤面をモチーフに展開する王国対戦シリーズ『星弈』。その第1弾となるアルダーランド王国の「斗士I型・アサー」サンプルを、模魂志のレビューからチェックしていきます。POMと合金を組み合わせたプリビルドフレームに、重厚な騎士甲冑風の外装を重ねた1/100スケールのプラモデルです。早速、一緒に見ていきましょう!▼

パッケージと商品仕様
今回は正式な外箱付き。ボックス正面には機体イラスト、機体名、所属陣営が描かれ、側面には遊び方や特徴の紹介も入っています。仕様はPOM+合金フレーム+プラモデル、メーカーは光冕GLORT。発売時期は2026年8月中旬予定で、全高は約23cm、重量は約529gです。▼





ランナーと付属品
シリーズ第1作らしく、『星弈』の世界設定資料と機体設定稿が付属。ランナーは特典分を含めて全38枚で、金色と剣刃のアイアンカラー部分は塗装済みです。ランナー構成は整理されており、組み立ての流れも比較的スムーズとのことです。▼



































特典のマントは布製で、内部に軟鉄線を内蔵。アルダーランド王国のロゴは箔押しで入っており、風を受けたような形状付けもしやすい作りです。プリビルド済みの合金+POMフレームは、本作のしっかりした関節保持と重みの中心となる部分で、フレーム単体でも約290gあります。▼





白い支柱ベースは、今後発売予定の敵対陣営機体に付属する黒いベースと組み合わせることで、チェス盤のような黒白のベースを作れる構成。底面には余剰の交換手首も収納できます。水転写デカールには機体装飾用のラインに加え、チェスのポーンを示すローマ数字風のマーキングも用意されています。▼


斗士I型・アサー 本体
斗士I型・アサーは、王国の先陣を務める「兵」棋という設定。西洋騎士を思わせる重甲冑のシルエットで、曲線を多めに使った外装により、全体のつながりはかなり自然にまとまっています。素組みと水転写デカールだけでも完成度が高く、低彩度のホワイト、ライトブルー、ダークブルー、シャンパンゴールドに、赤い頭冠が強いアクセントになっています。▼




特典マントとフル装備を取り付けた状態。マントは背面の固定位置に装着できるだけでなく、腕と肩アーマーの間に挟み込むことでサイドマント風にも見せられます。肩関節の軸をマントの穴に通して固定する方式や、片側を肩、もう片側を背面に固定する方式など、布製ならではの表情付けが楽しめます。▼








外装展開とディテール
胸部、肩、背面、太もも、ふくらはぎには外装展開ギミックがあり、整備状態のように内部構造を見せられます。ポーン相当の機体でありながら、分割、シャープさ、細部の密度はいずれも高水準です。頭部のグリーンアイと頭冠は、通常成形色と特典クリアパーツを選択できます。▼












可動範囲
頭部と首は二段可動で、上方向には最大75度以上まで動かせます。腰は左右回転と側屈が約45度まで可能で、腹部と背骨状の連動パーツが動き、大きく前屈させると内部のゴールドディテールが開く構造です。大きなポージングを取らせるうえで、腰まわりはかなり頼れる作りです。▼













背面には接続パーツを介してシールドやランスをマウント可能。前腕には自衛用の腕部砲があり、砲口を外すと内部に弾丸ディテールも造形されています。シールドを取り付ける場合は、この腕部砲を差し替える必要があります。▼







腕部可動は標準的で、横上げは約90度、肘は二重関節、手首は内側へスイング可能。上腕と前腕には横回転も入っています。各スカートアーマーは跳ね上げて脚部可動を逃がせるほか、股関節には引き出し構造があります。▼


脚部は二段階で膝を曲げられます。合金関節は全体的にしっかりめで、とくに足首は固め。最大まで膝を曲げると、膝と太もものアーマーも連動して展開します。つま先側の外装はやや外れやすいとのことで、必要に応じて補強しておくと扱いやすそうです。▼







武装と拡張性
武装は騎士剣とランスが中心で、2種類の武器は分解と組み替えに対応。大型シールドの背面には騎士剣を収納でき、シールド裏には複数の拡張穴も用意されています。今後の機体と連動して、さらに大型の武装へ発展する可能性も示されています。▼







肩、腕、サイドスカート、ふくらはぎには3mm拡張穴があり、市販パーツとの組み合わせや、同陣営の後続機体との連動にも対応できる設計です。合金フレームの手応え、騎士風の重装甲、チェス盤を意識したシリーズ展開まで含めて、今後のラインナップにも期待しやすい第1弾になっています。
商品ページ:光冕GLORT AL-PAWN 01 アルダーランド 闘士I型 アサー プラモデル